離婚を考えたとき、一番、胸が痛み、思い悩むのは、子どものことだろう。同僚の教師と夫が不倫し、夫婦で貯めていたお金を持って失踪。その後、金髪のホストになっていた…という実話を元に描かれたコミックエッセイ『失踪した不倫夫がホストに転職してた…』(KADOKAWA刊)の原作者・サレ妻幸さんも、真面目で優しい家庭人だった夫が豹変していく中、もっともつらく、神経を注いだのは娘へのフォローだったという。信頼していた友人に裏切られ、誰にも相談できずに奮闘。晴れて離婚した後も、ママ友から嫌味な言葉を浴びせられたという幸さんに、サレ妻の苦悩を聞いた。