
著者・ツマ子(@tumakonofamily)さんのこの作品は、同級生のいじめを目撃し、悩んだ体験談が描かれています。他人から嫌がらせを受けている時、応戦や周囲に助けを求める場合もありますよね。しかし一方で、今後の関係性や家族に心配を掛けたくないなどの理由で、周囲に対してすぐに助けを求めたり、被害を訴えたりできない場合もあります。もし、学校や職場など「限られた人間関係」の中でイジメ起きていることを見つけたら、実際私たちにはどんな行動がとれるのでしょうか。もし、被害者から「言わないで」とお願いされたら、どんな行動がベストなのでしょうか。 涙ながらにイジメ被害を打ち明けた同級生の本音 主人公のツマ子は、小学2年生へ進級し、新しいクラスになったのを機にBちゃんとKちゃんという友人ができました。この2人はもともと友人同士だったようですが、ツマ子は一緒に過ごす中でBちゃんとKちゃんの間には微妙な関係性があることに気づきます。その関係性とは「おそらくKちゃんはBちゃんにいじめられている」というものでした。