
総合マーケティングビジネスの富士経済は、値上げの影響による買い控えがみられる中、健康志向や止渇需要の高まりによって甘さ離れがさらに進んでいることで無糖飲料の存在感が増している清涼飲料の国内市場を調査した。その結果を「2025年 清涼飲料マーケティング要覧」にまとめた。2026年予測(2024年比)では、健康意識の向上や止渇需要の高まりを背景に無糖飲料の割合が年々高まる清涼飲料の国内市場は5兆8601億円(4.8%増)を見込む。割り材としてだけでなくストレートでの飲み方も定着し、需要が増加している無糖炭酸飲料は1480億円(13.5%増)の見通しだ。