もともと心臓が悪かった父親がコロナ禍に他界した直後、今度は母親がおかしくなった。青年海外協力隊で出会った外国人男性と離婚して出戻った40代の長女は両親を必死に介護。認知症と診断され、日常生活が送れなくなる母親に振り回される日々。疲労困憊の中、癒やしの存在となってくれた存在のひとりが、小6になった息子だった――。 続きを読む ≫