妻を“格下”あつかいし、女友だちと不倫に明け暮れる夫。それでも妻は、学生時代の“憧れの彼”が「こんな自分と結婚してくれた」と感謝する日々を送っていたが、ある日、小学生の娘から「ママがいじめられるのを見たくない」「パパと離婚しちゃえば?」と衝撃の提案を受けてしまう。『パパ、浮気してるよ?娘と二人でクズ夫を捨てます』(KADOKAWA)で描かれるのは、娘の人生のために未来を立て直そうと奮闘する母親の覚悟が描かれる物語だ。“いい母親”を演じ、いい家族を築いてきたはずの主人公は、なぜこんな指摘を娘にされてしまったのか。著者の芸子さんに話を聞いた。